診断書をもらって見てみて凹んでみた!
どーもー!ガン患者です!
最近Youtubeでサンシャイン池崎さんの動画を見てはまってます。
っ最強無敵の重病人!!
胃がん!スキルス!腹膜播種!!
いぃぃィィィまにも死にそうなMKクランケぇぇ!
サンシャイィィィイイイン!!
・・・
サンシャイィィィイイイン!!
ガガガーーーーボコォ!
ふぅ・・・・それでも太陽は輝いてるなぁ・・・
ガーン!
イエェェェェェエエエエエエエエ!!!!!!!
さて、1年生き延びて治療のため通った日数も多くなってきました。
それで、はいっててよかった医療保険の請求のため大学病院に診断書を作ってもらいました。
中身を見て感じたこと
・うわーよく生きてんなぁこの人
わからないキーワードを検索して調べてみて感じたこと
・うわーうわー凹むわうわー
ということで、「TNM分類」というキーワードがよくわからなかったので調べてみました。
TNM分類
悪性腫瘍(つまりガンですね)の進行度合いの分類法みたいです。
UICC(国際対ガン連合)や日本のがん医療ガイドラインともされている「癌取り扱い規約」でも採用されているとのことで、かなり広く採用されている分類法みたいですね。
知らなかった自分が恥ずかしい!ガン患者失格ですね!なにそれぜひ失格したい!!
ググってみますと、「肺癌のTNM分類」やら「メラノーマのTNM分類」やら、ガンの種類によってTNM分類のあてはめ方の指針があるみたいですね。
私の場合は「胃癌のTNM分類」が当てはまるということですね。
TとNとM、それぞれに評価値があるようです。
- T
腫瘍の大きさや進行深さを表すとのことです。1から4までの4段階のようですが、
病理によっては一つの段階の後ろにa,bなどをつけてさらに細かい段階に分ける
ようです。 - N
周囲のリンパ節へ転移している状況を表すそうです。0から3までの数字で表すようです。0はリンパ節への転移がないことを表すようです。よかったですね。 - M
リンパ節以外の他の臓器への転移があるか、ないかを示すものです。
0は無しで、1は有るということです。
このTNMの三値の組み合わせで、癌のステージ、いわゆるステージⅠやらステージⅣやらが決まってくるようですね。
胃癌では縦系にTを、横系にN及びMを配したマトリクスで表現できるようです。
とても分かりやすいマトリクスが「日本臨床外科学会」に紹介されていましたので、リンクさせていただきます。
私の場合、Tが4a、Nが3、Mが1なので、、、、
腫瘍が胃の外側表面まで出ていて、周辺リンパ節には7個以上天井知らずの転移があり、遠隔転移があった(これは診断書の他の箇所に「腹膜播種が多数認められ」とあったので、このことでしょうか)ということですね。
マトリクスによるとMが1なので・・・ステージⅣですね!ハハッワロス。
知らない単語をうっかり検索して凹みました!
ハハッそれもう書きましたね!
それでも生きてます
この診断書自体は近日いただいたのですが、TNM分類の数値については去年の3月に腹腔鏡による検査手術を受けているので、その時点のものとなります。
血小板数の低下により抗がん剤を打てなくなったり(見込み通りではありましたが)いろいろありましたが、そこから9か月、新年も迎えられて本当にありがたいことです。
言いたいこと
癌宣告を受けて、ステージが幾つかとか、5年後生存率がどうだとか、もしかしたら医者から余命はこれくらいだとか、ヘビィなキーワードで気持ちを削がれることがありました。私など気が弱いので結構な頻度、度合いであったと思います。今回もわざわざ自分から凹んだりしました。
でも、5年後自分が生きていないとなぜ言えるのか。私のDNAが壊れてできた「何か」を、数十万人のデータを無個性に並べられた中に照らしてみてどれだけのことがわかるというのか。
数回しか会っていない人に、私が数十年付き合ってきた私自身の体のことがどれくらいわかるのか。まして3か月先に死ぬだろうなどとなぜ言えるのか。
わからないはずです。医者が見てきたのは精々私以外の数百人の体だし、その知見の参考にしているデータも私以外の数千万人です。それは一つの意見に過ぎないはずです。
もちろん重要な一つの意見ですがそれ以上ではないはずです。
私なんかがいうのも本当おかしいんですが、そんなので僕らが凹むことないんです。
今生きてるんですから、明日生きてる可能性は絶対あります。
5年後だって、あります。